山梨県産材

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山梨の家に似合う山梨の木

気候風土に合わせて育った木を使おう

優れた耐久性を発揮

地域の森林で何十年、何百年と生き続けた木には、その土地の気候風土に適応した優れた「耐久性」があります。その木材は、丈夫で長く住み継がれる住まいとなります。
そのため、山梨を活動拠点とする番匠家ねぎしは、山梨県産の無垢材を特に構造材として多く利用しています。

森林大国・日本の状況を考える

森林率が高いのに、木材自給率は低い

日本の森林率は国土の約68%。FRA2020データを元にした林野庁データによるこれは先進国の中でもずば抜けて高い割合で、フィンランド、スウェーデンに次ぐ世界第3位を誇ります。
それに反し、日本の木材自給率は約38%。2019年林野庁資料より) わずかに増加傾向にあるとはいえ、まだまだ低い水準です。木造家屋の建築や木製品の製造時には、輸入木材を使用するのが一般的です。
 
木材自給率が伸び悩むのは、性能や品質、山からの切り出しの難しさ、定時定量の生産・供給体制の未整備などの点で、外国材に劣るからだと言われています。
一番大きな問題は、国産材が適正価格で取引されず採算が取れないという点です。
 

木を伐るのは悪いこと?

森の手入れは環境のためになる

人工林の木が伐採されず、植林もされずに山自体が放置され続けると、山が荒れて下草が生えず、土砂崩れの誘発につながります。すると河川や海にまで悪影響を与えることになります。
十分に成長した森の木を伐採して建材などに活用し、新たな植林を行って日本の森林資源を守っていくことは、 水源かん養機能や二酸化炭素吸収機能などから環境問題の解決にも大きく貢献します。
 

身近な森に目を向ける

地産地消で環境を健全化

山梨県は県土の面積の約78%を森林が占める国内有数の森林県です。 2021年総務省統計局統計より
生活に欠かせない身近な森林をずっと先まで維持していく意識を持ち、地元の木を地元で使う「地産地消」に励むことが大切だと考えます。地産地消であれば、運搬時の温室効果ガス排出量や輸送コストを抑えることもできます。 

 

木の個性を職人が生かす

地元の材と技で、長く愛される家に

木は生き物です。人にも個性があるように、木にもそれぞれ個性があります。
機械で一律にカットして終わりではなく、木1本1本の個性を生かすよう、経験を積んだ職人が選別し、適材を適所に合わせて削り出す、それが私たちの家づくりです。

材料も職人の技もどちらも妥協しない”地産・地匠”の家づくりは、 耐久性と質感の調和がとれ、 住む人の心が落ち着いて愛着の湧く家になります。10年後に「番匠家ねぎしで建ててよかった!」 と思っていただける家、100年後も住み続けていただける家を目標としています。